「第1回 チャレンジゲストハウス空き家活用助成」のプランは、江口健二郎さん(佐賀市)の外国人向けゲストハウスに決定しました。江口さんは中小企業診断士で、IT企業も経営されています。この試みは、空き家の運営者を公募で決める全国初(多分)の事例だと思います。
惜しくも採用を見送られたプランの岳﨑直也さん(福岡県柳川市)も、別の場所で実現できる様に後押ししたいとおっしゃる方が多数いました。岳﨑さんは、整体院を経営されています。
この内容は5月11日(金)のサガテレビのお昼の佐賀のニュースで紹介されました。
サガテレビ佐賀のニュース 2018/05/11 (金) 12:03
佐賀市などは中心市街地にある空き家を活用しようと事業計画を公募していましたが、IT企業経営者が提案した外国人向けのゲストハウスになることが決まりました。対象となったのは佐賀市唐人(とうじん)の木造2階建て、およそ67平方メートルの空き家です。佐賀市やNPO法人などからなる協議会が事業を運営する人を公募していて、きのうは、応募した2人が現地で事業計画案を説明しました。このうち1つは、外国人が地域の人と日本文化を体験できるゲストハウスとする計画。もう一方は、夜間保育も行う保育施設とする計画で、審査の結果、IT企業経営者が提案したゲストハウスに決まりました。今後の整備には協議会から助成金が支払われ、2021年3月まで運営するとということです。
参加の皆様は活発に、提案者の質問やご意見を投げかけられていました。それらの質問や意見は紙に書いていただき、自分が手伝える事も添えて2名の提案者それぞれにお伝えしました。また、公開プレゼン後に行った選考会にも反映させていいます。
◆江口健二郎さんのプラン
佐賀県の外国人観光客が急激に増加しているのに対して、長期滞在するのに安く宿泊できる施設が少ない。海外でバックパッカーが利用するゲストハウスも佐賀市には、佐賀駅北側の「佐賀インターナショナルゲストハウス」のみです。そこに着目して、観光客の比率が高い韓国・台湾を中心に体験プログラム行う1棟貸しを考えられています。